Steamでリリースされ、放置ゲーム好きの間で密かに話題となっている『Maktala: Slime Lootfest』。シンプルな見た目ながら「やめどきが見つからない」という声もあれば、一方で「すぐに終わってしまう」「底が浅い」といった厳しい評価も聞かれます。通常、放置ゲームといえば長く遊べる作品が多いだけに、なぜそのような賛否が分かれているのか気になるところです。この記事では、実際にプレイしたユーザーたちのリアルな声を参考に、本作がなぜつまらないと言われてしまうのか、その理由と逆に評価されているポイントについて深掘りしていきます。
Maktala: Slime LootfestのSTEAMゲームの特徴
まず、このゲームがどのようなシステムなのか整理しておきましょう。基本的には、画面上に次々と現れるスライムの群れを倒し、得られた資金や素材を使ってキャラクターを無限に強化していく「放置型アドベンチャーゲーム」です。プレイヤーは攻撃力を上げたり、新たな能力を解放したりしながら、より強力な敵に挑んでいきます。
本作のユニークな点は、プレイヤー自身の操作負担を極限まで減らしていることです。一般的なクリッカーゲームのようにマウスを連打する必要はなく、カーソルを敵に合わせるだけで自動的にダメージを与えることができます。これにより、長時間のプレイでも指や手首が疲れにくい設計になっています。
また、成長システムも多彩に用意されています。
- ステータス強化や特殊効果をもたらす巨大なスキルツリー
- 敵を倒すことで手に入るレアな戦利品やアイテム
- 自動で援護射撃をしてくれる「弓使い」の雇用
- 鉱石を集めて宝石を精錬する「採掘」要素
これらを組み合わせることで、最初は弱かったキャラクターが加速度的に強くなっていく快感を味わえるのが、本作の大きな特徴と言えるでしょう。
Maktala: Slime Lootfestがつまらないと言われるポイント
中毒性が高い一方で、低評価をつけているプレイヤーの多くは「コンテンツのボリューム不足」と「自由度の低さ」を指摘しています。多くの放置ゲームが何十時間、あるいは数百時間と遊べるのに対し、本作は早い人であれば4時間から5時間程度ですべての要素をコンプリートできてしまうようです。そのため、「もっと遊びたいのに、あっという間にやることがなくなった」という物足りなさが不満につながっています。
さらに、ゲームバランスに関しても調整不足を感じさせる部分があるようです。具体的には以下のような点が挙げられます。
- アップグレードの費用が高すぎるため、効率を求めると強化ルートが固定化されてしまう
- ビルドの多様性がなく、自分だけの戦略を練る楽しみが薄い
- ステージの背景や敵の種類(スライムの色など)に変化が乏しく、視覚的に飽きやすい
- クリア後のやりこみ要素(周回プレイや転生システムなど)がなく、リプレイ性が低い
特に序盤の進行ペースが遅いと感じるプレイヤーもおり、ゲームが加速して面白くなる前に飽きてしまうケースも見受けられます。「長くじっくり腰を据えて遊ぶゲーム」を期待して購入すると、その短さと単調さに肩透かしを食らってしまうのかもしれません。
Maktala: Slime Lootfestはここが面白い
不満点がある一方で、本作を絶賛しているプレイヤーも数多く存在します。彼らが最も高く評価しているのは、ゲーム開始直後からプレイヤーを引き込む「圧倒的な中毒性」と「手軽な爽快感」です。「最初の数分プレイしただけでフックされた」という感想もあるように、敵を倒して強くなるシンプルなサイクルが非常に心地よく作られています。
また、操作の快適さも高評価の大きな要因です。
- クリック不要で敵をなぎ倒せるため、ストレスフリーで没頭できる
- 短時間で強くなる実感が得られ、密度の濃い達成感を味わえる
- ジャンルの中では革新的で、非常に丁寧に作られた小品である
- レアモンスター(光る敵)の出現やドロップアイテムにワクワクできる
特に「休日にサクッと遊んで、しっかりとクリアまでたどり着きたい」という忙しいゲーマーにとっては、数百時間拘束されるゲームよりも、数時間で完結する本作の方が満足度は高いようです。開発者の過去作を知るファンからも、その変わらぬ中毒性の高さが支持されています。
まとめ
結論として、『Maktala: Slime Lootfest』は「短距離走型の良質な放置ゲーム」と言えるでしょう。長く複雑な育成を楽しみたい人や、多様なビルド構築を求める人にとっては、ボリューム不足や一本道な進行がつまらなく感じられる可能性があります。しかし、短時間で集中して成長の快感を味わいたい人にとっては、これ以上ない傑作になり得ます。
- 数時間で完結する、密度の高いゲーム体験を求めているか
- クリック連打などの操作が面倒で、手軽に遊びたいと思っているか
- 将来的なアップデートによるコンテンツ拡充を待てるか
これらに当てはまるのであれば、試してみる価値は十分にあります。一部のレビュアーが指摘しているように、今後の開発次第ではさらに素晴らしい作品に化けるポテンシャルを秘めているため、今のうちにチェックしておくのも良い選択肢です。


















