リアルな戦場体験ができると話題の『Escape from Tarkov』ですが、一方でネット上では「つまらない」「おすすめできない」という厳しい声も耳にします。長年のベータ期間を経てSteamでもリリースされましたが、その評価は大きく賛否が分かれているようです。なぜそこまで意見が対立するのか、実際のプレイヤーたちが感じている具体的な不満点や、それでもプレイしてしまう不思議な魅力について深掘りしていきます。これからこの過酷な世界へ飛び込もうか迷っている方は、ぜひ購入前の参考にしてください。
Escape from TarkovのSTEAMゲームの特徴
このゲームの最大の特徴は、極限までリアリティを追求した「脱出系シューター」であるという点です。プレイヤーは広大なマップに降り立ち、物資を現地で調達して生きて持ち帰ることを目的としますが、そこには非常にシビアなルールが存在します。例えば、手足の負傷や出血といったダメージ表現が細かく設定されており、ただ敵を撃つだけでなく、状況に応じた適切な治療を行わなければ生存はおぼつきません。
また、最大の緊張感を生んでいるのが「装備ロスト」のシステムです。戦場で倒されてしまうと、持ち込んだ武器や防具、拾ったアイテムをすべて失ってしまいます。Steam版ではストーリー要素なども追加されましたが、基本的にはこのハイリスク・ハイリターンな緊張感が根幹にあるゲームです。簡単なFPSとは一線を画す、重厚で容赦のない体験がプレイヤーを待っています。
Escape from Tarkovがつまらないと言われるポイント
多くのプレイヤーが不満を抱き、評価を下げている主な理由は、ゲームの内容以前に「プレイ環境の快適さ」が欠如している点にあります。特に深刻なのがマッチング時間の長さで、1回プレイするために5分から20分近く待たされることも珍しくありません。さらに、長い待ち時間の果てにエラーで戻されたり、無限ロードなどのバグに遭遇したりといった報告が多数寄せられています。
加えて、システム面での不親切さも指摘される大きな要因です。
- 日本語対応と記載があるものの翻訳が不完全で、ストーリーや重要な部分が理解できない
- 正式リリース後もベータ時代のようなバグが残っており、SCAV(NPC)の挙動がおかしいことがある
- チュートリアルの仕様に問題があり、一度きりで再挑戦できないなど初心者に優しくない
このように、純粋にゲームを楽しむためのスタートラインに立つまでのハードルが高すぎることが、つまらないと感じさせる原因となっています。運営体制への不信感を抱くユーザーも少なくありません。
Escape from Tarkovはここが面白い
厳しい評価や不満点がある一方で、一度ハマると抜け出せない「強烈な中毒性」がこのゲームには確かに存在します。理不尽な死や装備を失う恐怖が常に隣り合わせだからこそ、無事に生還できた時の達成感やアドレナリンの分泌量は、他のシューティングゲームでは決して味わえません。心拍数が急激に上がるほどの緊張感は、まさに唯一無二の体験と言えるでしょう。
さらに、細部までこだわり抜かれたやり込み要素も魅力の一つです。
- 銃器のカスタマイズが非常に細かく、自分好みの武器を眺めているだけで時間が過ぎる
- 外部サイト等でマップやタスク情報を勉強し、知識を武器に攻略していく過程が楽しい
- 対人戦が苦手な場合でも、PvEモードでじっくりと戦闘や探索を楽しめる
不便さや理不尽な難易度を乗り越え、知識と経験を積み重ねていく過程にカタルシスを感じられる人にとっては、代わりの効かない最高の遊び場となっています。
まとめ
結論として、Escape from Tarkovは「人を選ぶが、刺さる人には深く刺さる」尖ったゲームです。現時点ではサーバーの不安定さやバグ、マッチングの長さといったシステム面の問題が山積しており、快適に遊びたいだけの人には正直おすすめしにくいのが現状でしょう。しかし、そのストレスに耐えられる忍耐力と、自ら学び攻略する意欲があるプレイヤーにとっては、最高峰のFPSとなり得ます。
- 不具合や長い待ち時間を許容できる忍耐力があるか
- 自分で情報を調べ、困難な状況を打開することに喜びを感じるか
- 理不尽な状況すらも笑って楽しめるメンタルがあるか
これらに当てはまるのであれば、この過酷な戦場に挑戦してみる価値は十分にあります。多くの不満点がありながらもプレイヤーが戻ってきてしまう不思議な魔力が、タルコフにはあるのです。















