伝説のアクションゲームシリーズが長い沈黙を破り、ついに『NINJA GAIDEN 4』として復活しました。Team NINJAとプラチナゲームズという、アクションゲーム界の巨頭同士がタッグを組んだ本作は、発売前から大きな期待を集めていました。しかし、実際に蓋を開けてみると、SteamやSNSでは絶賛の声と共に、「コレジャナイ」「つまらない」といった厳しい意見も飛び交っています。なぜ待望の新作がこれほどまでに賛否両論を呼んでいるのでしょうか。この記事では、実際にプレイしたユーザーたちの熱いレビューを分析し、本作が抱える課題と、それでも多くの人を惹きつける魅力について徹底解説します。
Ninja Gaiden 4のSTEAMゲームの特徴
本作の最大の特徴は、シリーズ伝統の「容赦ない難易度と残酷描写」に、プラチナゲームズが得意とする「スタイリッシュで高速なコンボアクション」が融合している点です。プレイヤーは新主人公である「ヤクモ」と、シリーズの顔である「リュウ・ハヤブサ」を操作し、近未来の東京を舞台に異形の者たちと戦います。
システム面では、武器を変形させる「血楔忍術」や、敵の攻撃をギリギリで捌く攻防が鍵となります。また、アクションゲーム初心者でも爽快感を味わえるよう、自動でガードや回避を行ってくれる「HEROモード」が搭載されているのも大きなポイントです。熟練者向けのハードコアな体験と、間口の広さを両立させようとした意欲作であり、単なる過去作の焼き直しではない、現代的な進化を遂げた忍者アクションと言えるでしょう。
Ninja Gaiden 4がつまらないと言われるポイント
多くのファンが不満を抱き、「つまらない」と感じてしまった最大の要因は、シリーズの象徴であるリュウ・ハヤブサの扱いと、全体的なゲームデザインの変化にあります。特に、プレイ時間の大部分が新主人公ヤクモの操作となり、リュウ・ハヤブサの出番が全体の25パーセント程度しかないことに対して、「リュウを使いたくて買ったのに」という落胆の声が多く聞かれます。
さらに、ゲームプレイを阻害する要素として以下の点が指摘されています。
- ロックオン機能(特にソフトロック)の挙動が不安定で、狙った敵を攻撃できないストレスがある
- 画面が全体的に暗く、サイバーパンク風のネオン表現が強すぎて敵の動きや状況が見づらい
- アクションのテンポを削ぐパルクール(壁走りやアスレチック)のパートが長く、強制される場面が多い
- ストーリーにおいて、倒すべき敵対勢力の描写に納得がいかないなど、シナリオへの違和感がある
これらに加え、旧作のような探索要素が減り、戦闘アリーナをつなぐだけの一本道構成になったことで、「冒険している感覚が薄い」と感じる古参プレイヤーもいるようです。プラチナゲームズ色が強くなったことで、従来の『NINJA GAIDEN』らしさを求めていた層とのミスマッチが起きているのが、低評価の主な原因となっています。
Ninja Gaiden 4はここが面白い
批判的な意見がある一方で、「アクションゲームとしては最高峰の傑作」と絶賛するプレイヤーも多数存在します。その理由は、純粋に敵を斬り刻む爽快感が群を抜いているからです。敵を四肢欠損させるブルータルな演出や、ハイスピードで展開される攻防は、アドレナリンが出るほどの興奮をもたらします。
具体的には、以下のような点が高く評価されています。
- 初心者でも「HEROモード」を使えば、適当な操作でも超人的な動きで敵を圧倒できる
- 新主人公ヤクモの武器切り替えコンボや、空中での機動力が非常に高く、操作に慣れると無限に楽しめる
- シリーズの過去の名曲をリミックスしたBGMが素晴らしく、戦闘のテンションを最高潮まで高めてくれる
- 高難易度におけるボスの攻略や、ギリギリの削り合いが熱く、達成感が非常に大きい
特に、「ストーリーや細かい不満点はどうでもよくなるくらい、戦闘が楽しい」という意見が目立ちます。かつての高難易度による理不尽さが緩和され、より攻撃的でスタイリッシュな動きが可能になったことで、アクション部分の完成度は極めて高いレベルに達しているようです。
まとめ
結論として、『NINJA GAIDEN 4』は「純粋なナンバリング続編」を期待すると肩透かしを食らう可能性がありますが、「現代的な超高速ハックス&スラッシュ」としては極上の体験を提供してくれる作品です。リュウ・ハヤブサへの愛着が強すぎる人や、旧作のマップ探索が好きだった人には、少し窮屈でコレジャナイ感があるかもしれません。
しかし、以下の条件に当てはまるなら、間違いなく買いです。
- ストーリーよりも、とにかく手触りの良い最高のアクションを求めている
- 難しいコンボを練習して、華麗に敵を倒すことに喜びを感じる
- シリーズ未経験だが、かっこいい忍者アクションを遊んでみたい
プラチナゲームズのアクション(ベヨネッタやメタルギア ライジングなど)が好きな人には特におすすめできます。細かい粗はありますが、それを補って余りある「斬る快感」がここにはあります。

















