気の合う仲間たちとキャンピングカーに乗り込み、大自然の中を旅するゲーム『RV There Yet?』。一見するとリラックスしたロードトリップを楽しめそうですが、実際のプレイ内容は過酷なサバイバルと友情崩壊の危険をはらんだカオスな体験です。Steamでの評価は概ね好評ですが、中には「おすすめできない」「ストレスが溜まる」といった厳しい意見も見受けられます。なぜこのゲームは評価が分かれるのでしょうか。プレイヤーたちのリアルな声を分析し、本作がつまらないと言われてしまう理由や、逆に熱狂的に支持される魅力について詳しく解説していきます。
RV There Yet?のSTEAMゲームの特徴
このゲームの核心は、最大4人のプレイヤーで1台のRV(キャンピングカー)を操作し、険しいマバッツ渓谷を突破して家路を目指す協力型シミュレーションです。単なる運転ゲームではなく、物理演算に基づいたリアルで厄介な挙動が特徴となっており、プレイヤーはドライバーだけでなく、ナビゲーターや物資管理者など、チームとしての連携が求められます。
特筆すべきは、そのユニークなサバイバル要素とツールです。
- 車両の前後に搭載されたウィンチを駆使して、崖を登ったり障害物を撤去したりする
- ハンバーガーを焼いて体力を回復し、ビールやタバコといった嗜好品で身体能力を強化する
- 野生の熊(ベア)や厳しい地形といった脅威から、ボロボロの車と仲間を守り抜く
このように、本作は「運転」と「サバイバル」が融合した独特のジャンルであり、一筋縄ではいかない冒険がプレイヤーたちを待ち受けています。
RV There Yet?がつまらないと言われるポイント
プレイヤーから不満の声が挙がる最大の理由は、コンテンツのボリューム不足とリプレイ性の低さにあります。現時点ではマップが単一であり、クリアまでの道のりが固定されているため、一度攻略してしまうと新鮮味が薄れやすいという指摘があります。多くのユーザーが「ワークショップ対応」や「ランダムマップ生成機能」を熱望しており、現状の仕様では長く遊び続けるには限界があると感じられているようです。
また、ゲームバランスやシステム面でのストレスも低評価の一因となっています。
- チェックポイントの間隔が遠く、失敗した際に大きく戻されるため徒労感が強い
- 物理演算が荒ぶることがあり、理不尽な理由で車が転倒したり進行不能になったりする
- 日本語を含む多言語へのローカライズが不十分で、ルールや目的が直感的に分かりにくい
特に、友人との協力プレイが前提のバランスであるため、連携がうまくいかないと険悪なムードになり、「人生で避けるべき体験」とまで酷評する声もありました。癒やしを求めて購入すると、その難易度と粗削りな部分に失望してしまう可能性があります。
RV There Yet?はここが面白い
一方で、このゲームを高く評価する人々は、その「バカゲー」としてのポテンシャルと、予期せぬハプニングを楽しんでいます。例えば、ビールを飲むとパンチ力が上がって横転した車を殴って直せたり、タバコを吸うと移動速度が上がったりと、教育的とは言い難いブラックユーモアあふれる仕様が大好評です。真面目に運転しようとしても必ず何かが起きる、そのカオスな状況こそが本作の醍醐味と言えるでしょう。
さらに、友人たちとのマルチプレイで発生するドラマも大きな魅力です。
- 置いていかれたプレイヤーが必死にキャンピングカーを走って追いかけるシュールな光景
- 狭い車内でハンバーガーを焼き、火災のリスクと戦いながら食事をする緊張感
- ウィンチ操作で協力し、絶望的な地形を無理やり突破した時の達成感
「ただの道路を数時間走るだけのモードが欲しい」という要望が出るほど、RVでの旅そのものに魅力を感じているプレイヤーも多く、物理演算による挙動の予測不能さが、笑いと興奮を生み出し続けています。
まとめ
結論として、RV There Yet?は「洗練されたゲーム体験」を求める人には不向きですが、「笑えるアクシデントとカオスな協力プレイ」を求めるグループには最適な作品です。現時点ではマップの少なさやチェックポイントの不便さといった課題があり、ソロプレイや厳密な攻略を好むプレイヤーにはつまらなく感じられるかもしれません。
- 細かいバグや理不尽な挙動を笑って許せるか
- ボイスチャットで騒ぎながら遊べる友人がいるか
- 将来的なアップデートやMOD対応に期待できるか
もしあなたが、ビール片手に車を殴って修理するようなハチャメチャな旅を楽しめるなら、このゲームは間違いなく買いです。今後の開発次第では、さらに長く遊べる傑作になる可能性を秘めています。


















