最近、Steamでじわじわと話題になっている『SIDE EFFECTS』というゲームをご存知でしょうか。「Buckshot Roulette」のようなロシアンルーレット系の緊張感に、怪しげな「医療実験」というテーマを掛け合わせたサバイバルゲームです。リリース直後から「コンセプトが素晴らしい」と絶賛される一方で、「まだ未完成ではないか」「ここが惜しい」といった辛口な意見も散見されます。なぜ評価が分かれているのか、実際のプレイヤーの声を参考に、その魅力と問題点を深掘りしていきます。
SIDE EFFECTSのSTEAMゲームの特徴
本作は、被験者となったプレイヤーが、未知の薬を用いた致死的なロシアンルーレットに挑む対戦型ゲームです。テーブルに並べられた錠剤には、回復効果があるものもあれば、即死級の猛毒が含まれているものもあります。これらを交互に服用し、相手より長く生き延びた方が勝者となる、非常にシンプルかつスリリングなルールが採用されています。
最大の特徴は「抵抗力」と「アイテム」の存在でしょう。単なる運任せではなく、様々な実験用アイテムを駆使して相手を妨害したり、自分の生存率を高めたりする戦略性が求められます。また、シングルプレイだけでなく、最大4人までのマルチプレイに対応しているのも大きなポイントです。不気味で歪んだ病院のようなビジュアルと、服用するたびに心身に異常をきたしていく演出が、独特の恐怖感を煽ります。
SIDE EFFECTSがつまらないと言われるポイント
コンセプトは高く評価されているものの、いくつかの「粗」がゲーム体験を損なっているという指摘が多く見られます。最も深刻な不満点は、進行不能になるバグの存在です。特にシングルプレイでAIと対戦する際、敵が特定のアイテム(シールド強化など)を使用した瞬間にフリーズし、ゲームが進まなくなる現象が報告されています。これではせっかくの緊張感が台無しになってしまうため、早急な修正が待たれています。
また、ユーザーインターフェース(UI)の使い勝手の悪さもストレス要因となっているようです。
- アイテム選択後のキャンセルができないため、操作ミスが致命傷になる
- マルチプレイのマッチング状況が不透明で、いつ始まるかわからない待ち時間が発生する
- エフェクトによる画面の歪みや明滅が激しく、長時間プレイすると眼精疲労や3D酔いを引き起こす
さらに、マルチプレイ特有の問題として、個人戦であるにもかかわらず野良プレイヤー同士が結託して特定の一人を集中攻撃する「チーミング」のような状況が発生することもあり、公平性に欠けると感じる人もいるようです。全体的に「リリースされた製品版」というよりは、まだ調整不足な「早期アクセス版」のような印象を受ける点が、低評価に繋がっています。
SIDE EFFECTSはここが面白い
バグや調整不足といった欠点を補って余りある魅力が、このゲームには確実に存在します。多くのプレイヤーが称賛しているのは、その独特な世界観とビジュアル表現です。薬を飲むたびにキャラクターの見た目が崩れ、皮膚が変色し、目が異様な形に変化していく「ボディホラー」的な演出は、不気味ながらも目が離せません。友人とボイスチャットをしながら遊べば、悲鳴と笑いが入り混じる最高にカオスなパーティゲームとなるでしょう。
ゲームプレイに関しても、単なる運ゲーに留まらない奥深さがあります。
- アイテムの効果を把握し、相手を出し抜く心理戦が熱い
- 1プレイが短いため、手軽に何度も挑戦したくなる中毒性がある
- 価格が非常に安価であり、コストパフォーマンスが優れている
「Buckshot Roulette」のようなヒリヒリした駆け引きが好きで、かつ新しい刺激を求めている人にとっては、この医療ルーレットは新鮮な体験を提供してくれます。シングルプレイでアイテムの効果や定石を学び、マルチプレイで実践するという導線も機能しており、対人戦ならではの読み合いが決まった瞬間の爽快感は格別です。
まとめ
『SIDE EFFECTS』は、独創的なアイデアと不気味な魅力に満ちた作品ですが、現時点では技術的な課題を抱えている「未完の原石」と言えるでしょう。AIのフリーズバグやUIの不便さは、アップデートでの改善が必須なレベルです。しかし、数ドルの低価格でこれほど濃密な緊張感を味わえるゲームは貴重であり、バグを許容できる、あるいは友人と遊ぶ前提であれば、十分に購入する価値があります。
特に以下のような方にはおすすめです:
- ロシアンルーレット系のヒリヒリした心理戦が好きな人
- バグに遭遇しても笑って流せる寛容さを持っている人
- 一緒に遊べる友人がいて、安価なパーティゲームを探している人
もしソロプレイをメインに考えているのであれば、もう少しアップデート状況を見守るのが賢明かもしれません。開発チームによる今後の修正と最適化に期待しつつ、狂気の医療実験への参加を検討してみてはいかがでしょうか。
















